久しぶりの更新。
東京モーターショー2017です!
先ずはBMWブース。コンセプト8シリーズ!
先代はリトラクタヘッドライトにワイド&ローなスタイルが特徴的でした。
新型もシャープでカッコイイ!
大きなキドニーグリルとバンパーの開口部が印象的です。
インテリアも先代のイメージを踏襲しているのでしょうか。
ハンドル形状を含め、包まれ感のあるドライバーズシートは、いかにも「スポーツカー」です。
コンセプトZ4。
こちらも流れるような、有機的で押し出しの強いデザインです。
ボディーカラーと相まって、パッと見のインパクトはこちらの方が強いと感じました。
ボディサイズとデザインからくる「塊感」がいいですね!
真夏よりも、むしろ今時期の晴天時の方がオープンカーを楽しめる気がします。
コイツで秋晴れの箱根をドライブしたら最高でしょうね~
VWブースは、ひときわ目を引く車が・・・!
I.D.BUZZというEVなのですが、どこかノスタルジックな雰囲気も?
そう。イメージはフォルクスワーゲン・タイプ2です。
内部は完全自動運転等の最新技術が詰まっています。
走行に関する機器は全て床下に内蔵し、フラットな床面を実現することで、広い居住スペースを確保しています。
航続距離は600km(!)ということです。
これらの技術が市販車にフィードバックされてくると、EVの普及が一気に加速しそう・・・。充電ステーションの拡充等、課題はあるかと思いますがEV時代の到来を垣間見た気がしました。
こちらはゴルフベースのEVです。
航続距離は301kmとなっており、こちらは完成度が高く安心して乗れそうです。
お姉さんに目線もらえば良かったですね。写真を撮ることは慣れていないもので・・・
こちらはAudi「Elaine」です。
ただものではない雰囲気満載ですが・・・自動運転機能と、「人工知能」が搭載されているとのこと。
車が自分で考え、ドライバーの気持ちを理解すると・・・
もう、わけが分かりません(笑) 車はどこまで進化するのでしょうか。
435ps~515psのEVで、走りも想像を絶するものかと。
航続距離は500km以上です。
そしてQ8スポーツ・コンセプト。
Q7よりも、さらにマッチョな印象で素直にかっこいいです。
ハイブリッドカーで475ps。価格は未発表でした。
23インチホイールで幅広なので、当社的にはキャリアカーへの積載テストが必要かも知れません。
日野ブースで気になったのは、「ポンチョEV」。
既に実用化されているEVバスですが、実物は初めて見ました。
デザインと色使いのセンスもいいです。
その他、フルモデルチェンジしたレンジャー・プロフィアやデュトロハイブリッド、レンジャーのダカーラリー参戦車等の展示で充実しています。
※レンジャー・プロフィアについてのインプレは前回書いていますので、よろしければそちらをご覧ください。
三菱ふそうブースはコンセプトモデル「Vision ONE」が注目を浴びていました。
(凄い人だかりで、こんな写真になってしまいました・・・(汗))
大型電気トラックで航続距離はなんと350km!
こちらはコンセプトモデルでしたが、航続距離100kmの「eCanter」は一部企業に納入済みだそうです。
EVの特性からスムーズな走りが想像され、非常に興味が湧きました。
バス?トラック?
いすゞの「FD-SI」というコンセプトモデルです。
外観のデザインだけでなく、運転席を中央に配置することにより荷室への行き来が楽にできるとのこと。ドライバーへの配慮も嬉しいですね。
もう、貨物自動車はこれくらい思い切っていいと思うんです。
「運ぶ」ことに特化したアイディアは共感できます!
当社でも使用している花見台自動車の新型セーフティーローダー。
荷台傾斜は13~5°。従来よりコンパクトな展開で短い積込みスペースでも作業可能です。
アオリが従来より短く階段形状になり、こちらもスペース確保に役立ちそう。
また、LEDの灯火類やゲートのワンタッチロック等の装備も魅力です。
実際の製品化にはもう少し時間がかかるようですが、使いやすそうな良い車です!
実は私自身、モーターショーに行ったのは今回で2度目。
1度目はかれこれ20年以上前でしょうか・・・
電気自動車は、その時に初めて体験試乗という形で乗車しました。RAV4-EVだったかと思います。
内燃機関とは違う、その滑らかで力強い加速感には当時驚きましたね。
ここには書ききれませんでしたが、各社の様々なコンセプトモデルを目の当たりにし、当時とは比較にならない技術の進化と新たな時代の到来を肌で感じ、交通環境や輸送環境について改めて考えさせられるモーターショーでした。